今週のお題「SFといえば」
1. 宇宙で冒険
インターステラー
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私の映画人生の中では、最上位の作品です。ストーリーは、「地球が荒廃し飢餓から逃れるために、元NASAテストパイロットのクーパーが人類の新たな母星となる惑星を探す。」となっています。
大きなテーマは人類の存続をかけた冒険ですが、その中で「家族愛」や「絆」が大きな役割を占めます。
繊細なSF好きには「なんで本棚の裏がブラックホールなんだよ!」「"彼ら"の存在がご都合すぎる」と批判がありますが、ブラックホール星系への考察がしっかりしているので十分に楽しめます。
吹き替え版だとTARSがかわいい。ちなみに、この記事筆者の正直レベルは85%です。
2. 極限状態で生存する
オデッセイ
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SFに否定的でないなら一度は考えるテーマ「人類はどのようにして火星で生き残るのか?」が描かれた作品。
主人公の植物学者「ワトニー」は火星に置き去りにされてしまう。人類が火星に再び訪れるのは1年以上後、しかも場所は100km以上離れている。残された機材を活用して、助けが来るまで生き残ろう。
かの有名な「火星ジャガイモ農園」は、この作品で出てきます。
ワトニー視点と地球側視点で物語は進み、それぞれの苦悩や課題解決を楽しむことができます。
この作品、一部の政治観を持つ人には嫌われているため最低評価が目立ちます。フィクションの映画ですから、そういうのは気にしない方がいいと思います。
火星サバイバルを楽しめる、唯一の作品でおすすめです。
3. ロボットとサイボーグ、アンドロイド
攻殻機動隊
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サイバーパンクの金字塔「攻殻機動隊」。リンクは少し前に完結した「攻殻機動隊 ARISE」になってます。
この作品「ARISE」は、攻殻機動隊シリーズの主人公的存在「草薙素子」が公安9課に所属する以前の物語として作られています。ですが、攻殻機動隊ファンの皆様からは「こんなの素子じゃない」と大不評をくらい、中身自体の評価が少ないように感じます。
「ARISE」では一貫として「記憶の書き換えによる弊害」、「高度システムのバージョン問題」などをテーマにしており、基本的には原作漫画に寄せています。あと「民営化」「水利権」など聞きなれた現代の社会問題も若干含まれているので、シリーズ単体としても十分に面白く、おすすめです。
またTVアニメの「SAC」や「2nd GIG」、その完結編としての映画「SSS」が一般的に人気です。こちらも面白いのでおすすめします。
おすすめできないのは、実写版攻殻機動隊「ゴースト・イン・ザシェル」。
この映画のテーマがロボコップすぎるんですよ。SACのファンが監督したらしいのですが、私含めてファンから大不評の作品です。シリーズ単体としても面白くありません。
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終わりに
以上、「SFといえば」でした。
他にも「機動戦士ガンダム」や「エヴァンゲリオン」、マーベル作品などがありましたが、これらを入れると記事が終わらないので勘弁してください。
個人的には、SFは「Space Fiction」とも読めますので、面白い宇宙物語を楽しみたいです。
異論は全面的に認めますよ!
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